Yahoo!ニュースに無脳症の子供についての記事が有ったので、今回うちでも取り上げることにしました。
人が人と呼べる条件は脳が有り、意識がある事です。無脳症はその前提を持ちません。脳が無いんですから。ですが、今回ヤフーニュースで取り上げられていた症例は大脳が無いと言った状態だったようですね。
無脳症は通常生命活動をする事が出来ません。我々の臓器の数々は脳からの電気信号によって動いています。無脳症に関しては母体を離れると心臓は停止しているため長く生きることができないんです。
そもそも生きていると言って良いか怪しい所ですが。ただ、今回の症例において、無くなったのは大脳で海馬等の通常生命維持に必要な中枢神経系は残っていた様な状態、
人格は無くとも生命維持や体が動いたりと言ったことは有るかも知れませんね、視神経系が残ってるかどうかは分かりませんが、恐らく見えていたとしても脳無しなので映像を記録することも脳が感じ取ることも有りません。
一部でも大脳が残っていて、視神経も繋がっていたら話は別ですが程度によります。
●例えばあなたはどちらを人間と呼ぶか
例えばここに脳だけになった人間と体だけになった人間が居るとする。僕の場合少なくともどちらも人間とは呼ぶことは無いでしょう。
外的な視点からすれば、その脳に意識があることを認識出来ませんし、肉体だけでは意識も無いただの肉塊です。
客観的に見ると人間が人間であるために必要な事は自分を人間だと言える事なのでは無いでしょうか。
●主観ではまた違った回答が出る。
客観的に見て、脳人間は人間ではなかったとしても、主観的視点では話は変わり、自己完結で自分は人間である。と言えるからです。
閉じ込め症候群も似たような状態かもしれませんね、閉じ込め症候群は脳からの運動神経への電気信号の伝達が途切れて意識が無いように見えてしまうと言うもの。
勿論本人には意識があり自分を人間だと認識することができます。
●無脳症の治療法は発見されていない、当たり前だろうに
無いものを治療するなんてアホみたいな事言いなさんな、設計図が最初から壊れている訳だからIPS細胞なんかを使ったところでどうする事も出来無いです。
無脳症の人間を生かす事は臓器移植の時に人工心肺につなげて生かすようなものです。
●考えつく脳生成法
現在3Dプリンター技術は細胞を原子レベルで組み立てる事は出来ませんが、原子3Dプリンターが開発されれば臓器、骨、脳、すべてを生産できてしまう様になるかも知れません。
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